危ない豆腐ってどんな豆腐?

子育て

私が体験した『消費期限内だから大丈夫』…ではなかった豆腐のお話

危険な豆腐を見分ける

危ない豆腐って?

パック上部のフィルムが膨らんでいたら、食べるのは危険な豆腐だ。

私が食べようとしたのは消費期限の日の豆腐だった。だから大丈夫なはずなのに、よく見たら上部のフィルムが膨らんでいた。この状態の豆腐は食べたら危険だ。

腐った豆腐ってどんな味?

私が食べた腐った豆腐は、舌がピリピリとしびれた。毒物でも入ってるんじゃないかと思うようなへんな舌のピリピリ感だった。

こんな経験は初めてだった。豆腐って腐ったらどうなるもんなのかあらためて調べたら、酸味や苦味がしたり、ピリピリしたと言う経験談を見つけた。

味覚を育てる

食品の消費期限だが、期限を過ぎたものでも大丈夫ってこともある。でも、今回のように期限内でもダメな事もあるのだ。お腹をこわさないためにも、書かれた期限だけに頼らずそれを判断する力、感覚を育てなくてはいけない。

そもそも今回の件だが、大学生のうちの息子が家で昼ごはんを食べていて

息子
息子

これってワサビの豆腐?

と聞いてきたのだ。

その日私が買ってきた、その日が消費期限の小さなパックが4個つながった枝豆の豆腐。こんな感じの緑色をしていた。

緑色だからわさびの豆腐と思った?

「いやいや、枝豆豆腐だよ。ワサビじゃないよ。」

と私が答えると、

息子
息子

なんかピリピリするからワサビ味の豆腐かと思った

「え、ちょっと待って!」

それはおかしいと思い、私もその息子の枝豆豆腐の端を少し食べてみた。するとホントにピリピリする。これはへんだ!

「ちょっと!食べたらあかん!」

と3口ほど食べた息子を慌てて止めた。残りのパック3つを見てみると、内1つの上部のフィルムが膨らんでいた。そういえば、、、息子に出した豆腐のパックも少し膨らんでいたかもしれない。

食べてはいけないものを見分ける力

何が問題かって

でも、何が問題かって言うと、息子が舌がピリピリするのにおかしいと思わず食べていたことである。一番反省すべきは、それをおかしいと感じる感覚を育てていなかった、私の育て方なのだ。

食べてはいけない物を見分ける力。これは生きる為に必要な能力だと思う。災害時などやむを得ない時には、期限を過ぎたものでも食べていいか判断できる力が必要だ。

また、そんな切羽詰まった時に期限が過ぎているからといって捨ててしまっては、これまた生き延びれない。

親としてゴミ箱をあさってでも生きていく強さを身につけてやならなきゃいかん、と思って育ててきたつもりだった。しかし、こりゃーこのままだと死んでしまうな、、、と深く反省した出来事だった。

この度の枝豆豆腐、4個のうち2つがダメだったが残りの2つを私は食べた。普通なら気持ち悪くて残りの2つも捨ててしまうところだろう。しかし私は食べた。だって口に含んでみたら2つは大丈夫だと判断できたからだ。腐ってない、と私の舌は感じることができたからだ。

オマケの話

返品しなかった理由

それは見切り品コーナーにあって半額で買ったからだ。 半額で買ったものには苦情が言いにくいもんだ。半額で買った小さな後ろめたさが、私を止めた。いい経験ができたからまあいいことにした。

腐った原因はおそらく夏であったこと。場所を半額コーナーに移動させたりで温度管理が甘かったのだと思う。今後同じようなことが起こらないように、腐ってたことを店に言ってあげるのが本当は親切なんだろうが、半額で買ったくせに文句言う客、と思われそうだし黙っていることにした。

そういえば、何年か前に…

「2週間過ぎた豆腐は大丈夫?」

と私に聞いてきた友達がいた。なぜ私にわざわざそれを聞いてくるのだろう?と思ったが、普段から私って期限を過ぎたものでも食べている印象があるのだろう。私の言動などからしみ出てるんだろうなあ。

職場でも、1日だけ期限を過ぎたプリンを食べていたら

「はるこさんはいつもそういうのを食べているからお腹が丈夫なんですね」

と褒めれたことがある。

そうなのか。普段から期限ギリギリのものを食べているから私はお腹をこわさないのか…と思った次第だった。

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